千葉市 検見川の浜に青潮発生? カレイ、タイワンガザミの大量死
大量の死がい
投網を打ちに行った検見川の浜で、普段とは違う光景をみました。
カレイの子どもの大量の死がいです。
タイワンガザミもたくさん打ち上げられていました。
他に、スズキの子(コッパ)、マゴチ、ハゼ、エビなどなど。
エイまで!
状況
- 2018年6月12日 午前10:30頃
- 検見川の浜
- 大潮
- 前日は雨
地元の人の話によると、
この、シラスのようなやつが大量に発生したことが、魚を酸欠死させた原因のようです。
拡大してみましょう。
あっ ピントが合っていませんでした・・・。
どうやらアミのようです。
あの、サビキで使う動物性プランクトンの一種ですね。
大量のカレイの中に、1匹だけヒラメを発見しました。
左ヒラメに右カレイ ですね。
高級魚のヒラメちゃん、もっと大きくなってから出会いたかった・・・。
青潮
青潮ってなに?
海水に含まれる硫黄がコロイド化し、海水が白濁する現象である。これが発生している海は薄い青色に見えるので、赤潮と対比して青潮と呼ばれているが、実際に青い色をしているわけではない。夏~秋に東京湾で多く発生することが知られている。赤潮と同様に魚介類の大量死を引き起こす事がある。(ウィキペディア)
なるほど~。
原因は?
富栄養化により大量発生したプランクトンが死滅して海底に沈殿し、バクテリアによって分解される過程で海中の酸素が大量に消費される。その結果、溶存酸素の極端に少ない貧酸素水塊が形成される。通常、この水塊は潮流の撹乱により周囲の海水と混合されて分散するが、内湾ではこの力が弱い。また、東京湾などでは浚渫工事に伴う土砂の採集跡が海底に窪地として残されており、ここに溜まった水塊は貧酸素環境が特に保たれる。貧酸素水塊中では嫌気性細菌が優占する。嫌気性細菌の硫酸還元菌が大量の硫化水素を発生させる。この硫化水素を大量に含んだ水塊が湧昇すると、水中の酸素によって硫化水素が酸化され、硫黄或いは硫黄酸化物の微粒子が生成される。微粒子はコロイドとして海水中に漂い、太陽光を反射して海水を乳青色や乳白色に変色させる。多くの場合、青潮は未酸化の硫化水素による独特の腐卵臭を伴う。(ウィキペディア)
新鮮?
地元の人たちによると、死にたてのほやほやで新鮮だから釣りや投網をしている場合じゃないよ。
今日はスーパーの特売だよ!と言われました(^_^)
本当に?
拾って触ってみました。 身が崩れていません。
嗅いでみました。 臭くありません。
腸をひらいてみました。 ピンクの腸でぴちぴちです。
「スーパーのより断然新鮮だよ!」と。
食材に
腸を取って、落ちていた竹棒を洗って一夜干しにしてみました(^_^)
タイワンガザミはクーラーボックスに入れて持ち帰りました。
カレイと投網で捕ったスズキの子クーラーボックスでお持ち帰り。
エビだけ痛みがみられたので、魚のエサ用に冷凍保存しました。