投網について
投網は違法?
投網は違法だと思っている方が多いのか、
「捕まらないように」
と知人によく言われます(笑)
実際に投網をしていても、
「漁師さんですか?」
と言われることがあります。
いえいえ、漁師じゃないし、法律を守ってやっています。
ただし、やる場所、やり方によっては投網は違法になります。
内水面の場合
内水面、つまり川や湖、沼での投網は自由にはできません。それどころか釣りさえも本来自由にはできません。以下、水産庁のHPからの引用です。
河川・湖沼の内水面では、地元の内水面漁協が第5種共同漁業権の免許を受けている水面が多く存在します。 これらの漁協では、漁業法に基づいて、アユやコイなど漁業権の対象魚種についての増殖義務が課されていることから、稚魚の放流等を行っています。 また、漁協は、その漁場内で組合員以外の者が行う漁業権対象魚種の採捕(遊漁)については、都道府県知事の認可を受けて遊漁規則を定め、一定の制限を行っています。 この遊漁規則には、遊漁料、遊漁承認証、遊漁期間等が定められていますので、そのような水面において釣りをする場合は、遊漁規則を守って、釣りをしましょう。 なお、釣りをする河川・湖沼によって規制の内容等が異なりますので、詳しくお知りになりたい場合は、漁協又は都道府県の水産担当部局にお問い合わせ下さい。
引用元:https://www.jfa.maff.go.jp/j/yugyo/y_kisei/naisui_men/
アユ釣りの場合
千葉県の川で投網をする場合、
やってもよい期間が
7/1~9/30 になります。
ただし、養老川は8/10~9/30 です。
遊漁料は1年間7,000円~11,000円ほど。
詳しくはこちらをご確認ください。
海面の場合
海の場合都道府県により、大体こんな感じです。
1.可能
2.可能 ただし集魚灯、火光、照明器具の使用禁止
3.可能 ただし船舶の使用禁止
4.可能 ただし集魚灯、火光、照明器具の使用禁止 かつ 船舶の使用禁止
5.禁止
ちなみに千葉県は「4.」です。
ですから、原則 岸からの投網はOKです!
川のように遊漁券を買う必要はありません。
ただし、漁業権の設定されている魚種はNGです。
注意するのは タコ イセエビですね。
千葉県の 場合はこんな感じです。
あと漁協によっては釣り・投網禁止ルールを定めてあるところもありますので、どこでもOKかというと、そういうわけではありませんのでご注意を。
…漁業権や漁業調整規則等、漁協のルールになくても、地元の漁師さんたちからNGと言われればそれまでです。
投網はどこで買う?
私がこれまで購入してきたのは、楽天、メルカリ、ヤフオクです。
最初はよくわからないので失敗もしました。
失敗①袋がない投網を買ってしまったこと。
(投網は魚を袋に追い込んで採るということも知らなかった)
失敗②買いなおした投網が川で使う鮎用で小さかった。
ですので、買う前に自分はどこで何をターゲットに投網をするかという、当たり前のことを考えてから買うといいです。
千葉県民は、こちらのお店で購入するとよいのではないかと思います。
いろいろ相談に乗ってくれて、希望に沿った網を作ってくれるそうです。
私はまだ行ったことがないんですが、網師さんたちからの評判が良いです。
次に網を買うときにはお願いしようかなと思っております。
あと、最近欲しいなぁって思っているのがアメリカ式投網。
海でやる場合、普通の投網では、投げた錘が海底についたらリングを投げて絞って引き上げるという流れです。
ですから、海底に岩などあった日には、ビリ、ビリリッと嫌な音と甚大な被害が生じます。だから投網はどこでも投げられるわけではないんです。
目の前に魚の大群がいたとしても、海底に何があるかわからないような場合、とても網は投げられません。
しかし!アメリカ式投網は海底に錘がついてから絞るのではなく、海底に網が落ちる前に袋のようにして魚を捕るので、ある程度の深ささえあれば、海底に何があるかわからなくても投げることができます。
これ、すごく魅力的!
いつか買って試してみたいと思います。
投げ方
私の場合、
理想は細川流
現実は土佐流(^^)/
最初は細川流を覚えたいと思って練習もしたんですが…断念しました。
だって、土佐流のほうが簡単に投げられるし、へたくそでも魚獲れるし、家の近くの公園で練習なんて面倒くさいし、、、。