クサフグを食べてみた!

先日遊びに行った太東漁港で地元の投網師さんと話をした時、

「獲れる? 先端はサッパくらいしか捕れないからみんなでフグ獲ってるよ」

と言われました。

 

フグ?

 

『食べるんですか?』

 

「うん、美味しいよ!」

 

クサフグですか?』

 

「そう、クサフグ!」

 

『毒があるんじゃ…』

 

「内臓と皮をとっちゃえば大丈夫! 仲間でいなくなったやつはいないから誰も死んでないよ!」

 

『はぁ~ そうなんですか。』

 

というような会話がありました。

 

その後タコ釣りをしている方(元漁師さん)と話をして、

 

『この辺の方はクサフグを食べるんですって?』

 

と聞いたら、

 

「食べるよ~! 美味いよ~! 慣れると通ぶって肝を食べ出すからやられるんだよ、身は絶品だよ。地元じゃ(漁師仲間)はみんな食ってるけどみんな元気だよ!」

 

ですって。

 

ガラガラガラ・・・(これまでの常識が崩れる音)

 

そうか、美味いのか、食べてる人が結構いるのか、なるほど。。。

 

家に帰ってからユーチューブで検索。

なんて便利な時代でしょう。

 

クサフグは「テトロドトキシン」という毒を持ちます。

一度食べるとしびれや吐き気、けいれんをおこすことがあり、命の危険があるそうです。

水で洗い流しても過熱しても分解されず解毒剤もないそうなので、「食べない」という予防が一番とのこと。

 

テトロドトキシンは内臓(肝臓や卵巣)のほか、皮にもたっぷりあるそうです。

身には毒がないという情報と、身にも弱い毒があるとの情報があり、私は弱い毒がある前提で食してみようと思います。

だから、たくさんは食べない!

 

先日、釣りに行った時に奥さんが大きなクサフグを釣りまして・・・

 

チャンス到来!

 

 

内臓、血、薄皮に至るまで完全にそいで、三枚おろしでは背骨に包丁があたらないほど慎重に身をとり、流水でしつこく洗って・・・

 

食べるところがかなり減りました。

 

恐る恐る口へ・・・。

なんか怖い。

かなりビビる。

 

「うげぇ!」

 

ととりあえず声をあげてみる(笑)

 

うん、美味でした(^_^)/

 

かなり美味でした!

 

例えるならば、伊勢海老とカサゴの刺身の中間のような触感と味でした。

例えば微妙ですみません。

 

あっ 真似しないでくださいね。